DJI Sparkレビュー:Mavic Proとのスペック比較も含めて評価します

いよいよ発売が開始されたDJIの超小型ドローン「DJI Spark」ですが、早くもドローン界隈のみならず、今までドローンに興味がなかった新たな層からの注目も高まっています。

DJI Sparkは可愛らしいフォルムと、そして美しい5色展開という全く新しいタイプのドローンですから、女性ユーザーもかなり増えそうですね。

そこで今回は2017年最も注目すべきドローン・DJI Sparkについてレビューしてみました。また、昨年発売されていまだに爆発的な人気を誇る「Mavic Pro」ともあわせて比較しています。

ぜひ、最後までお付き合いください。

ドローン 太郎
セルフィードローンという未知のカテゴリーを代表するDJI Sparkについてレビューしてみました!

 


「DJI Spark(スパーク)」発表!最新情報まとめ

(※実際のDJI Spark開封レビューは、上の▶再生マークを押して動画をご覧ください!)

2017年5月24日(日本時間:5/25)にニューヨークにて、DJIドローンファン待望の最新ドローン「DJI Spark」が発表されました。

サイズは噂通りかなり小さくて、プロペラを含めなければスマートフォンと同等サイズです。まさにセルフィーのためのドローン「通称・セルフィードローン」と言って間違いありませんね。

そしてカラーバリエーションは、ラヴァレッド・サンライズイエロー・スカイブルー・メドウグリーン・アルペンホワイトの5色展開(下の写真・左から順)と、かなり選択肢が増えました。

DJI Sparkのカラーバリエーション(全5色)

今までの一般的なドローンは男性向けのブラックやシックな色を基調としていましたが、DJI Sparkは女性の方でも楽しめるカラーバリエーションとなっています。

ドローンはどうしても男性向けというイメージが強いホビーでしたから、DJI Sparkは女性などの新たなファン層に向けての製品であると言えそうですね。

これを期に、さらにドローンへの注目が高まりそうな予感がします。

ドローン 太郎
DJI Sparkのカラフルな5色展開には大変驚きました!どれを購入するか迷ってしまいますね・・。

 

DJI Spark「標準セット」の同梱物と価格

  1. 機体
  2. プロペラ(ペア)×3
  3. インテリジェント・フライト・バッテリー
  4. USB充電器
  5. マイクロUSBケーブル
  6. 保管ボックス

▼ DJI Spark「標準セット(65,800円)」の 同梱物

 

DJI Spark「フライモアコンボ」の同梱物と価格

  1. 機体
  2. プロペラ(ペア)×4
  3. インテリジェント・フライト・バッテリー ×2
  4. マイクロUSBケーブル
  5. 保管ボックス
  6. 送信機
  7. プロペラガード
  8. 充電器
  9. 電源ケーブル
  10. バッテリー充電ハブ
  11. ショルダーバッグ

▼ DJI Spark「フライモアコンボ(91,800円)」の同梱物

※標準セットとFly Moreコンボの価格は、2017年7月現在のもとなりますので、詳しくは各リンクから最新情報をご確認ください。

「Fly Moreコンボ」と「標準セット」の違いは?

DJI Sparkを購入前に大変悩むFly Moreコンボと標準セットの違いについて書いてみました。また、周辺アクセサリー情報も詳しくレビューしていますので、あわせてご確認ください。

参考:DJI Spark:フライモアコンボと標準セットの違いは?発売日はいつ?

 

 

DJI SparkとMavic Proのスペック比較表


DJI Spark

Mavic Pro
価格 65,800円〜 129,000円〜
最大飛行時間 16分 27分
最大解像度 1,200万画素 1,235万画素
動画クオリティ 1,080p30f(HD) 4K
特記事項 ジェスチャー・コントロール コンパクト&ハイスペック
DJI Goggles OK
最大伝送距離 500m 4km
対角寸法 17cm(プロペラを除く) 33.5cm(折りたたみ時:19.8cm)
重量 300g 734g
(初心者への)おすすめ度 ★★★★★ ★★★★☆

上の表は、DJI SparkとMavic Proとのスペック比較表です。前提条件として、自動ホバリング」「GPS自動位置補正」「リターントゥーホーム機能」などの基本機能は全て備わっています。

こうしてスペック比較表にしてみるとよく分かりますが、性能に関しては圧倒的にMavic Proに軍配が上がりますね。例えば動画のクオリティを比較してみても、Mavic Proが4Kなのに対して、DJI Sparkは1,080p30f(HD)の動画クオリティしかありません。

しかしDJI Sparkの最も優れている点は、その圧倒的なまでに小さなボディ(機体)と、初心者の方でも親しみやすい販売価格にあります※DJI Sparkの「ジェスチャー・コントロール」に関しましては、下の項で詳しくレビューしています)。

今まではMavic ProがDJIドローンの中で最も小さなボディでしたが、DJI Sparkはさらに小さくコンパクト(スマートフォンサイズ)になりました。

そして気になる価格が65,800円からと、驚くほどの低価格化を実現しています(※DJI Sparkの販売価格は、Mavic Proの約半額!)。

また、本格的なドローン操縦あるいは空撮を楽しまれたい方向けに、DJI Spark「Fly Moreコンボ」も既に発売され、標準セットを大きく凌ぐ売れゆきと好調なスタートですね。

さて、DJI Sparkの性能やおすすめポイントなどは下で詳しく触れていますが、ひとまず価格面から評価すると(初心者への)おすすめ度を「★★★★★(5つ星)」にさせていただきました。

やはりDJIドローンを初めて購入するユーザーにとって、価格の安さはかなり重要な要素ですね。

ドローン 太郎
DJI Sparkは値段の安さから、初心者の方でも手が出しやすい入門機と言えます!

 

DJI SparkとMavic Proの映像・画質の比較レビュー動画(YouTube)

(※Mavic ProとDJI Sparkの画質比較は、上の▶再生マークを押して動画をご覧ください!)

上の動画では(英語ではありますが)、DJI SparkとMavic Proの映像と画質の鮮明さを詳細に比較しています。

4K動画撮影に対応したMavic Proの映像・画質が明らかに鮮明かと思っていました。

しかし、実際に確認するとHD(1,080p30f)動画撮影のみに対応したDJI Sparkであっても、かなり満足のいく鮮明さを実現していますね。

DJIドローンの購入目的が、YouTubeやFacebookなど趣味やホビーとして動画を上げるような使用用途であれば、間違いなく価格もリーズナブルなDJI Sparkをおすすめします

ですが、逆にドローンを本格的な趣味とされたい方は、Mavic Proをおすすめします。

 

DJI Sparkはラフに空撮を楽しみたいライトユーザー向け

DJI Sparkを完結に表現するならば、低価格で楽しめるライトユーザー向けのドローンです。DJIのその他のドローンと違い4K動画には対応していませんし、飛行時間も16分とやや少ない印象がします。

しかし、DJI Sparkの操縦はiPhoneなどのスマートフォン1つで可能ですし、さらに言うとジェスチャーだけでも操縦可能ですから、初めてドローンを購入する方の入門機としては大変優れていますね。

サイズに関しても驚くほど小さいですので、他のDJIドローン以上に旅行のおともとして活躍してくれます。また、上級者にとっては、PhantomやInpireなどのサブドローン(室内撮影用)としても威力を発揮してくれそうですね。

そのため、DJI Sparkはラフに空撮を楽しみたい初心者の方や、室内撮影用を探していた上級者の方におすすめのドローンです。

▼ DJI Spark:標準セットフライモアコンボ

 

Mavic Proはハイスペックを求めるアクティブユーザー向け

一方、Mavic Proを完結に表現するならば、高画質の空撮をアクティブに楽しめたいヘビーユーザー向けのドローンです。つまり4Kで空撮して、YouTubeにアップをして楽しみたいというように明確な目的のあるユーザーの方ですね。

さらにMavic Proもそれなりにコンパクトかつ折りたたみ式ですから、バッグなどに入れて気軽に持ち運ぶことも可能です。

しかしDJI Sparkよりもサイズは一回り大きいくて、さらに操縦するにはスマートフォン以外にもプロポという専用のコントローラーが必要なため(機体とプロポはセット販売されています)、「DJI Sparkのように気軽に空撮を楽しめる」・・とまでは言えないかもしれませんね。

そのため、Mavic Proはもう少し本格的な空撮(ハイスペック)性能と持ち運びに適したコンパクト性を求めるアクティブユーザーにおすすめのドローンです。

▼ Mavic Pro:標準セットフライモアコンボ

 

DJI Goggles(ゴーグル)に繋げればドローン視点を楽しめる!

DJI Sparkは、ドローン視点を楽しめるDJI Goggles(ゴーグル)に接続することが可能です。DJI Sparkの視点でリアルタイムに街並みを見下ろせるって、かなり魅力的ですよね。

またDJI SparkとDJI Goggles(ゴーグル)のコンビネーションは、Mavic Proと同じように今後のドローンレースなどにますます採用されていくと予想されています。

スポーツモード(時速50km/h)で見るDJI Spark視点はかなりワクワクしますね。

DJI Goggles(ゴーグル)とは?

DJIドローンと無線接続し、ドローン視点の映像を楽しめる技術のことです。1台のDJIドローンに最大4つのDJI Goggles(ゴーグル)を同時に接続することもできるため、リアルタイムでお友だちと映像の共有が可能です。

詳しいレビューや在庫状況などは、下の記事もあわせてご参考にされてください。

▼ DJI Goggles(ゴーグル)の詳細を見る

 

【レビューと評価】DJI Sparkが優れている点(メリット)

ここからは本格的に「DJI Spark」の機能説明(ジェスチャー・コントロールを含む)や、他のDJIドローンよりも優れている点を詳しくご紹介します。

DJI Sparkは価格だけではなくて機能面から見ても、初めてDJIドローンを購入する初心者の方に最適なドローンと言えます。

さっそくですが、DJI Sparkの性能を3つピックアップしてみました。

ドローン 太郎
低価格なDJI Sparkで、ここまで革新的な機能を盛り込むDJI社の技術力は、さすがの一言に尽きますね・・。

 

①スマートフォンのみでの操縦が可能だから初心者にも簡単

一般的なドローンを操縦する際は、プロポーション式(通称・プロポ)という言わばゲームのコントローラーのような送信機を使って操縦する必要があります。

しかし、DJI SparkはiPhoneなどのスマートフォンのみで操縦することが可能ですから、初心者の方にとってもさらに親しみやすいドローンとなりました(※プロポを使いたい方は、コンボセットを購入すれば送信機が付いてきます)。

また急に撮影したい緊急時などもプロポを使わない分、直ぐに空撮に取り掛かることが可能です。

 

②ジェスチャーだけでも操縦が可能なセルフィードローン

まずは上のDJI Spark公式動画(YouTube)をご覧ください。スマートフォンでの操縦だけではくて、DJI Sparkはさらにドローン史上初の「ジェスチャー・コントロール」にも対応しました。

ジェスチャー・コントロールとは、つまり離陸から着陸そして撮影までをもジェスチャーのみで完結してしまう革新的な機能のことです。

写真のように手のひらを使ってDJI Sparkを上昇・下降させることができますし、あるいは両手を使ってシャッターを切る(セルフィー撮影)をすることも可能です。

余談ですが、このジェスチャー・コントロールという機能は、DJIドローンのみならず他社のドローンにもない全く新しい機能で、こんなにも革新的な機能を格安ドローン(DJI Spark)に搭載したDJI社の技術力の高さに度肝を抜かれてしまいますね。

話がそれてしまいましたが、ジェスチャー・コントロールを搭載したことにより、DJI Sparkは初心者にとって現在最も親しみやすい(始めやすい)ドローンです。

 

③超小型だけどジンバルがメカニカル2軸だから安定した空撮が楽しめる

一般的な低価格帯のドローンは、たとえ4K動画撮影に対応していても思っているほどきれいな空撮ができません。一方のDJI Sparkならば4K未対応(HD)ですが、圧倒的にきれいな空撮が可能です。

それは、DJI Sparkには「ジンバル」という技術が採用されているからですね(※下の動画の4分30秒あたりからが、実際にDJI Sparkで撮影された空撮事例ですので、ぜひ動画のクオリティを確認されてみてください)。

ジンバルとは、言わば動画撮影時のブレ防止機能で、「滑らか」な動画撮影には欠かせない機能のことです。今では高額なドローンには当たり前に付いていますが、一般的な低価格帯のドローンにはほとんど付いていません。

しかしDJI Sparkは低価格帯ドローンにも関わらずジンバルがメカニカル2軸ですから、HD動画でもかなり高画質な空撮ができるというわけですね。

ジンバル機能を搭載したことによって、DJI Sparkならば初心者の方でも簡単に空撮を楽しむことができるよになりました。

▼ DJI Spark:標準セットフライモアコンボ

 

【レビューと評価】DJI Sparkが少し残念なところ(デメリット)

上では、DJI Sparkの優れている点(メリット)を革新的な技術ともにご紹介しました。しかしメリットがあるなら、一方で必ずデメリットも存在します。

ですから最後にデメリットと、DJI Sparkを購入する前に知っておいてほしい点について、しっかりとご紹介させていただきますね。

ぜひ、購入させる際の参考材料にされてみてください。

 

①重量が300gを越えるため航空法の規制対象ドローンに該当する・・

1つ目のデメリットは、DJI Sparkの重量が航空法の規制対象である200gを超えている点です。DJI Sparkは驚くほど小さなドローンですが、残念ながら重要は300gですね。

ドローンの重量が200gを越えるとなぜデメリットなの?

日本の航空法において200g以上のドローンは、2015年12月に制定されてた航空法(正式には「改正航空法」)によって、規制対象に該当するからです(※もちろん、飛行可能区域であれば問題なくDJI Sparkをフライトさせることができます)。

つまりDJI Sparkは「どこでも簡単には」飛行・空撮をすることが難しいということですね(飛行可能区域を除く)。これは大変もったいなくて、日本国内においてだけ言えば、DJI Sparkの持ち味である小型性・コンパクト性を活かすことができません。

コンパクトでも結局、航空法に該当してしまうのであれば、少し高いですがドローンを本格的な趣味として考えている方は、はじめから「Mavic Pro」を購入する方が性能や飛行時間から見ても、メリットが多いとも言えますね(※DJI Sparkはまだ趣味になるかどうかは分からないけれどドローンを操縦してみたいという方におすすめで、Mavic Proはドローンを本格的な趣味にまで昇華させようと考えている方におすすめです)。

なお、ドローンにおける詳しい航空法については、下の記事もあわせてご参考にされてください。

航空法の基本知識と規制対象ドローンまとめ記事

DJI Sparkを購入する前に知ってほしい航空法やドローン規制、または自宅近くの飛行可能区域を最も簡単に探す方法などをまとめています。

参考:ドローン航空法を徹底解説!規制対象200g以下の重量制限とは?飛行禁止区域ってどこ?

もちろん、航空法は国によって違いますから、日本以外の国や地域によってはDJI Sparkの重量であれば、かなり自由に飛行・空撮ができるようです。

 

②重量が軽すぎるため強風にはかなり弱い・・

2つ目のデメリットが、DJI Sparkの重量だとかなり風の影響を受ける点です。もちろん強風だと重量700gのMavic Proでも風に揺らされてしますが、DJI Sparkは当たり前ですがそれ以上に強風に弱いはずですね。

Mavic Proは最大風速10m/s以下まで耐えられると言われていますが、一方でDJI Sparkになると風速5m/sでも厳しいのではないかと僕は見ています(※ただし、風速10m/sを越えるとPhantomシリーズでもかなりキツいです・・)。

つまりDJI Sparkは、今までのDJIドローン以上に風のない晴天の日だけに飛行させるか、または室内あるいは低空飛行でセルフィードローンとして割り切って空撮を楽しむ必要がありそうですね。

いずれにしてもDJI Sparkが発売されたことによって、初めてドローンを購入される初心者の方にとっては、かなり魅力的な選択肢が1つ増えました。

これを期に、楽しいドローンライフを始めてみませんか?

 

 

まとめ


DJI Spark
価格 65,800円〜
最大飛行時間 16分
特記事項 ジェスチャー・コントロール
DJI Goggles OK
(初心者への)おすすめ度 ★★★★★

今回の記事では、DJI Sparkについて詳しくレビューしてみました。DJI Sparkを表すキーワードは、「親しみやすいさ」「ジェスチャー・コントロール」そして「超低価格」ですね。

DJI Sparkはカラーバリエーションの多さと小さくて可愛らしいフォルムな点から見ても、女性など新たなドローンユーザーを獲得し、間違いなくかなり流行するかと僕は見ています。しかし、小型だからと言っても重量は300gを超えますから、日本国内においては残念ながら、そこら中で自由に飛ばすことはできません。

僕の結論としては、それでもスマートフォンだけで操縦できたり、ましてやジェスチャー・コントロールだけで操縦できる革新的なドローンですから、これからDJIドローンを始めようと思っている初心者の方にとっても、十分楽しめること間違いなしのドローンです。

どこで購入するのが最もおすすめ?

DJIストア楽天市場店公式ストア

僕がDJIドローンを購入するときは、楽天ポイントも貯まる「DJI 楽天市場ストア」を活用しています。なお下の記事では、DJI 楽天市場ストアの評判や口コミ情報なども詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。

参考:DJI 楽天市場ストアからドローンを購入する3つのメリットと評判&口コミまとめ

▼ DJI Spark:フライモアコンボ

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ABOUTこの記事をかいた人

FLY DRONE .jp 管理人、兼DJIドローン操縦士見習いのドローン太郎です。DJIドローン好きが高じて本業(不動産会社営業職)とは別に、人づてのみではありますが「空撮」のお仕事をいただいたり、「当サイト」の運営などを行っています。既存DJIドローン・ユーザーの方も、はじめてDJIドローンの購入を検討されている方も、当サイトの情報がお役に立ちましたら幸いです!